ほしのこの療育
ほしのこの療育についての考え
1⃣ 親と子の安全基地としての役割
お母さんも一人の人間です。お母さんにも親がいて兄弟がいて子どもだった時代もあり、お母さんの生きてきた歴史があります。子育てをするときに必ずと言っていいほど良い意味でも悪い意味でも無意識に生い立ちが関係します。子育ては自分を振り返る大切なチャンスととらえ、お母さんと子どもさんが共に成長していく一歩になるよう支援していきたいと考えています。
2⃣ 子どもさんが安心できる人的環境と物的環境
子どもは緊張感のある場所、慣れない場所で能力を引き出すことは難しく、とくに発達に問題を抱えた子どもさんの場合はそれが強く表れます。ほしのこでは、安心して子どもが自己を開放できる環境を大切にしています。心を開放できるということは、幼児は一旦、乱暴な行動になったり、汚い言葉を使ったりすることもありますが、まずはそのような負の感情を大人が一緒受け止めるところからはじめます。そこから、少しずつ、子ども自身がやっていい行動、言ってはいけない言葉を理解し、個々に合った負の感情のエネルギーの発散の仕方(体を動かす、遊ぶ)を一緒に探っていきます。スタッフは、子どものニーズを受け止め、子どもの良い特性を見出し、そこを突破口に、苦手な部分を訓練ではなく、遊びの中で自己肯定感は育みながら自分の力でできるようサポートしていきます。
【発 達 支 援】
発達段階と個人差を考慮に入れた、相互関係に基づくアプロ―チ(DIR治療プログラム)を基盤にした療育を行っています。
「健康・生活」「運動・感覚」「認知・行動」「言語・コミニュケーション」「人間関係・社会性」5領域を大切に個々の特性に合わせた支援をしていきます。子どもは大人のあたたかなまなざしの中(安全基地)で遊びを通して出来ることが増えていきます。個人差はありますが、子どもが自主的に好きなおもちゃを選ぶ(探索)、お母さんごっごやヒーローごっこ(想像力)、細かいものをつまんでいれる(目と手の協応運動)など、日々の子どもの自発的な遊びは大きな成長につながります。
つみき、パズル、型はめ、トンカチ、木馬、マグネット、トランポリン、絵本など
子どもの発達を促すおもちゃをそろえています。
周辺には田畑、有明海 たくさんの自然があります
【家 族 支 援】
子どもの定型発達の学習、障害特性の学習、子どもの心のシグナルを知る、子どもの好きな遊びや絵本を知るなど、様々な視点から子どもについて学び、同時に親子療育の中で子どもとの接し方、遊び方、声のかけ方を体験して頂き日常生活に生かすことは、子どもの成長・発達に大きな影響を与えます。
★個別相談
★アタッチメント(愛着)形成の支援
京都大学の田中昌人先生の「子どもの発達と診断」を学んでいます。
グリーンスパンのフロアータイムを実践
ウィニコット 子どもの心を学ぶ
母子の愛着関係を学ぶ
【移 行 支 援】
※保育所等への移行に向けた、移行先との調整、移行先 との支援内容等の共有や支援方法の伝達、受入体制づくりへの協力や相談援助への対応等の 支援しています。
※具体的な 移行 又は 将来的な移行 を見据えて支援目標や支援内容を設定しての本人への 発達達支援をしています。
※進路や移行先の選択についての進路や移行先の選択についての本人や家族への相談援助や移行に向けての様々な準備のや移行に向けての様々な準備の支援をしています。
【地 域 支 援】
NPO法人月と太陽は、児童発達支援事業所「ほしのこ」の他に、親子支援事業「おひさま」、地域の縁がわ「おひさま」、子どもの居場所「つきのん」の活動をしています。それぞれの方が個人・家庭の状況に合わせスモールステップで地域に参加できます。障害・病気の有無にかかわらず全ての子どもさんが共に成長できる場を目指しています。
地域の教会で人形劇公演を開催
ほしのこの親子、おひさまの親子、教会の方、二コラさん(障がい者就労)、他事業所方
様々な方にご参加頂き、地域での交流ができました。
縁がわ事業 おひさま(毎週火曜日 10時~12時)
背骨コンディショニング体操:月に1回講師の先生をお招きして体操しています。
赤ちゃんとお母さん支援:月に1~2回子育ての悩み相談、遊び方等支援しています。
学習会:様々な視点から子どもについての学習をしています。
近所のおばあちゃんやおじいちゃんとのふれあい
ネコちゃん・ワンちゃん達とのふれあい
自然がいっぱいのプログラム
梅ちぎり・海岸探索・小岱山登山