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2026-07-18 10:12:00

生活そのものがソーシャルスキルトレーニング

 

 

 

 

 

 

「生活そのものがソーシャルスキルトレーニング」

「ソーシャルスキルトレーニング(SST)」という言葉を聞くと、「あいさつの練習」や「順番を守る練習」「上手な話し方を教える訓練」というイメージを持たれる方も多いかもしれません。

もちろん、それも大切な学びです。

でも、ほしのこでは、もう少し土台となる部分を大切にしています。

私たちは、子どもの社会性は「教えれば身につくもの」ではなく、安心できる人との関わりや毎日の生活の中で少しずつ育っていくものだと考えています。

人の脳は、まず「生きるための脳」が育ち、その上に「安心する力」、さらに「考える力」が積み重なっていくと言われています。

また、心理学者マズローも、人はまず「安心して生活できること」が満たされ、その後に人とのつながりや自己肯定感が育ち、最後に自分で考え、挑戦する力へとつながっていくことを示しています。

つまり、

「考えなさい。」より先に、

「安心できる。」

「楽しい。」

「この人と一緒にいたい。」

そんな気持ちが育つことが大切なのです。

だから、ほしのこでは特別な訓練の時間だけではなく、

泥遊びをしたり、
鬼ごっこをしたり、
ボードゲームをしたり、
一緒にご飯を食べたり、
けんかをしたり、
仲直りをしたり…。

そんな毎日の生活そのものを、一番大切なソーシャルスキルトレーニングだと考えています。

子どもたちは遊びの中で、

「貸して。」
「ありがとう。」
「悔しかった。」
「もう一回やってみよう。」

そんな言葉や気持ちを自然と学んでいきます。

そして、大人は答えを教える人ではなく、一緒に考え、気持ちを受け止め、安心できる存在でありたいと思っています。

社会性は、知識として覚えるものではなく、人との温かな関わりの中で、自分自身の力として育っていくもの。

ほしのこは、これからも**「生活そのものがソーシャルスキルトレーニング」**という考えを大切にしながら、子どもたち一人ひとりの育ちを支えていきたいと思います。

ほしのこソーシャルスキルトレーニング.png

 

pdf ほしのこソーシャルスキルトレーニング.pdf (1.86MB)

 

脳とホルモンの三層構造×子どもの発達.png

pdf 脳とホルモンの三層構造×子どもの発達.pdf (1.98MB)

 

 

2026-07-18 10:03:00

子どもの声を聴く地域づくりプロジェクト 第二弾 人形劇団ののはな「赤ずきんちゃん」

子どもの声を聴く地域づくりプロジェクト 第二弾

人形劇団ののはな「赤ずきんちゃん」

第一弾の「あそどっぐ&火の国親子丼お笑いライブショー」では、たくさんの笑顔と温かなつながりが生まれました。

そして第二弾は、子どもから大人まで一緒に楽しめる 人形劇団ののはな による『赤ずきんちゃん』を開催します。

人形劇は、子どもたちが物語の世界に入り込み、登場人物の気持ちを感じたり、想像をふくらませたりする大切な時間です。

笑ったり、驚いたり、ドキドキしたり…。
そんな心が動く体験を、親子で一緒に味わいませんか。

また当日は、人形劇だけでなく、みんなで交流しながら楽しい時間を過ごせるコーナーも準備しています。

一緒に遊び、一緒に笑い、子どもたちの声に耳を傾ける一日に。

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

 

人形劇チラシ.png

 

 

 

2026-07-18 09:39:00

子どもの声を聴く第一弾「あそどっぐ&火の国親子丼お笑いライブショー

🌈 子どもの声を聴く地域づくりプロジェクト 第一弾

😊 笑ってつながろう!

あそどっぐ & 火の国親子丼

親子お笑いライブショー開催しました!

あそどっくさんチラシ.png

 


笑いの中に、やさしさと希望がありました。

寝たきりお笑い芸人 あそどっぐさん
火の国親子丼 さんをお迎えし、
親子で笑い、心があたたまる時間を過ごしました。

笑いは、人と人をつなぎ、
違いを認め合い、
「みんな違っていい」というメッセージを届けてくれました。


当日の参加者

✨ ライブショー 39名

✨ 学習交流会 14名


NPO法人 月と太陽

子どもの声を聴く地域づくりプロジェクト

 

「一緒に笑い、一緒に考え、子どもたちの声に耳を傾ける地域へ。」

 

 

あそどっくさんお笑いライブショー&学習交流まとめ.png

 

 

2026-06-22 11:32:00

自閉症の僕が跳びはねる理由」を読んで 〜“わからない”のではなく、“伝えられない”〜

東田直樹さんの

『自閉症の僕が跳びはねる理由』

を読みました。

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この本を読んで、私はとても心を動かされました。

なぜなら、

自閉症の人たちの“内側”が、

とても丁寧に言葉にされていたからです。

 私たちはつい、

「わかっていないのかな」

「聞いていないのかな」

「気持ちがないのかな」

と思ってしまうことがあります。

 

でも、この本を読むと、

“ちゃんと見ている”

“ちゃんと感じている”

“ちゃんと心がある”

ということが、とても伝わってきます。

 

ただ、

それを言葉にして伝えることが、

とても難しい。

 

頭の中にはたくさんの思いや感覚があるのに、

それをうまく外に出せない苦しさ。

 

そのもどかしさが、

本当に丁寧に書かれていました。

 

また、

自閉症の人たちは、

私たちとは“感じ方”が違うことも、

改めて考えさせられました。

 

音や光、人との距離感、

身体の感覚、

不安の感じ方。

 

同じ世界を見ていても、

感じている世界は違う。

 

だからこそ、

私たちが

「普通はこうだから」

と押しつけてしまうと、

本人にとっては、

とても苦しいこともあるのだと思います。

 

私はこの本を読んで、

 

「自閉症の子どもたちを、

私たちに合わせさせる」

のではなく、

 

「私たちが、自閉症の人たちの感じ方を学ぶ」

ことが大切なのだと改めて感じました。

 

それは、

特別扱いをすることではなく、

“違いを理解しようとすること”

なのだと思います。

 

日々、子どもたちと関わっていると、

行動だけを見ると、

わからなくなることがあります。

 

でも、

その行動の奥には、

言葉にならない思いや、

不安や、

伝えたい気持ちがあるのかもしれない。

 

そう思いながら関わることの大切さを、

この本から学ばせてもらいました。

 

子ども達の小さなシグナルや変化を見逃さず(実践)

その意味を考え続ける(理論)

の両輪を大切にしながら

これからも、

子どもたちの行動だけではなく、

その奥にある気持ちや意味を、

 

丁寧に考えていきたいと思います。

 

 

2026-06-22 11:25:00

「思春期までの貯金」という考え方 〜本田秀夫先生の本を読んで〜

 最近、本田秀夫先生の

『自閉症スペクトラム』という本を読みました。

スクリーンショット 2026-06-21 16.38.35.jpg

 

その中で、私がとても心に残った言葉があります。

それは、

「思春期までに貯金をしておく」

という考え方でした。

 

ここでいう“貯金”とは、

お金ではなく、

安心できた経験

・認められた経験

・得意を喜んでもらえた経験

・失敗しすぎなかった経験

・「困った時は助けてもらえる」と感じた経験

そういった、心の土台になるような経験のことです。

 

私たちはつい、子どものためにと思い

「できないことをできるように」

と考えてしまいがちではないでしょうか?

 

もちろん、それも大切なことですが、

自閉症スペクトラムの子どもたちは、

日常の中で、実はたくさんの“できない経験”や“うまくいかない経験”を重ねています。

 

だからこそ、

まずは「安心して過ごせること」や、

「得意なことを十分に楽しめること」が、

とても大切なのだと改めて感じました。

 

本田先生は、

「できないことを無理に頑張らせるより、得意なことを伸ばすこと」

の大切さも書かれていました。

 

それは甘やかしではなく、

自己肯定感を育てるための大切な土台なのだと思います。

 

また、私自身とても印象に残ったのは、

「失敗体験を減らす」

という考え方でした。

 

私はこれまで、

小さい子どもたちには、

なるべく失敗体験を重ねすぎないことが大切だと感じてきました。

 

でも本田先生の本を読んで、

自閉症スペクトラムの子どもたちは、

もっと長い期間、

“守られる時期”が必要なのかもしれない、

と感じました。

 

実年齢では大きく見えても、

発達や不安の感じ方は、

もっと幼い時期と重なる部分がある。

 

だからこそ、

「もう○年生だから」

ではなく、

 

“その子の発達に合わせて考える”

という視点が、とても大切なのだと思いました。

 

そしてもう一つ、とても大事だと感じたのは、

「本人が決める」

ということです。

 

支援というと、

大人が「これをやった方がいい」と決めてしまいがちです。

 

でも本田先生は、

「やる」だけではなく、

「やらない」を本人が決めることも大切だと書かれていました。

 

これは、自閉症スペクトラムの子どもたちにとって、

とても重要なことだと思います。

 

小さい頃は、

まず安心や自己肯定感を守ることが大切。

 

でも思春期以降、

少しずつ自分で考え、

自分で決める力が育ってきた時には、

 

自分で選ぶ

・自分で失敗する

・失敗から学ぶ

 

という経験も必要になってくる。

 

つまり、

「失敗を全くさせない」のではなく、

 

“その時期に応じて、

どんな経験を支えるかを見極める”

 

ことが大切なのだと感じました。

 

また、本の中では、

「支援すべきは、少数派の人たち」

という言葉も印象に残りました。

 

社会はどうしても多数派に合わせて作られています。

 

だから少数派の人たちは、

「困った人」なのではなく、

“困りやすい環境に置かれている”

とも言えるのだと思います。

 

最後に、

「早期治療」という言葉についても考えさせられました。

早く支援を受けることはとても大切ですが、

「治る」という考え方だけになると、

子ども本人が否定されてしまうこともあります。

 

自閉症スペクトラムは、

完全に“なくす”ものではなく、

 

その子自身が、

安心して、自分らしく生きていくために、

周りがどう理解し、

どう環境を整えるか。

 

そこが大切なのだと改めて感じました。

 

私たちも日々、

子どもたちと関わる中で、

迷ったり、考え直したりしながら支援をしています。

 

これからも、

本を読みながら学んだことと、

実際の子どもたちの姿を重ねながら、

少しずつ発信していけたらと思っています。

 

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