日記
療育にとって大切なことは
ほしのこでは絵本の読み聞かせを大切な活動の一つに位置付けていますが
幼児期の子ども達は、ほしのこに着いたらまずは
おそとへ!とびだす子どもたち~
もちろん外遊びの大事な活動なのですが
ずっと外の日も多くどうしたものかと
スタッフで思案する時期がありました。
定型発達の子であれば
外遊びの多い園の子は室内を選び
外遊びの少ない園は外遊びを選びます。
個人差はありますが、幼児期の子ほど不足しているものを
本人の身体が一番知っているようです。
発達に凸凹のある子どもさんの場合は
ルーティーン化しやすいとも言われています。
とはいっても、身体が欲しているのに無理やりやらされるのは
障がいの有無、年齢の有無にかかわらず
嫌なものは嫌だという気持ちは同じではないかと思うんです。
障がいがある子ども達に対する思い込みのせいで
子ども達の可能性を奪わないようにしたいものです。
最近、外遊びばかりしてい子ども達が、部屋に入る時間が少しずつ増え
自分から絵本を持ってきて読んでと言ってくるようになりました。
ほしのこでやっている療育はすぐに結果はでません。
でも、確実に・・・
子どもの心の成長・自主性人に対する信頼
が育まれています。
子どもを信頼して、大人が出来ることは何かを問い続けていくことが
一人一人に合わせた療育なのではないでしょうか?
「子どもマーケット&人形劇」のイベントでインクルーシブな体験を~
これまでもいろんな形でイベントはやってきましたが、今回「NPO法人月と太陽」になってから、はじめて「おひさま」の子ども達が企画したイベントです。高学年の子ども達は、4~5年前に自分のお兄ちゃん達がやっていたことを記憶していて、自分で何が出来るか、何をやりたいのかを考えて、お店、司会、オープニングのダンス等、自分に出来ることを頑張りました。
今回はじめて、「ほしのこ」の児童発達支援・放課後等デイサービスの子ども達が親子で参加してもらえて本当良かったなぁと思っています。
このイベントが成功できたのは、有明バイブルチャーチの教会の方のサポート、就労支援事業所の二コラさんの昼食のカレーやパンの販売、子ども達のお店やゲーム屋さん、積木コーナーでは有明バイブルチャーチの外国人スタッフの方のサポートなどなど、いろんな方に支えてもらいました。
結果論ですが、障害の壁、宗教の壁、人種の壁、職業の壁、年齢の壁・・・あらゆる壁を越えた中での素敵なイベントになりました。「インクルーシブ」「平等」「差別なき社会」と言葉で何百回教えられるよりも、このような1度の体験をすることによって、たくさんの人が言葉の意味をより深く考えるきっかけになればと願っています。
たくさんの皆さん協力ありがとうございました。
すてきな年賀状
あけましておめでとうございます
昨年はお世話になりました。
今年もよろしくお願いします。
ミニクリスマスコンサート
月に一度、熊本市内からベテランの音楽療法の先生に来て頂いています。
聴覚過敏の子や人見知りの子が多く、はじめての音楽療法の日は部屋に入るのすら難しい状況でした。
先生とも話し合いをして、1年間はまず子ども達と先生と仲良くなるところからゆっくり
いきましょうということで子ども達の興味のありそうな楽器を持って来てくださり
興味のある子が好きな楽器を手にして先生と音遊びを楽しんでいます。
子ども達からは「音楽の先生いつくるの?」「●●の楽器持って来て」と
先生が来られるのを楽しみにしている子もいます。
12月16日は先生からの提案で「ミニクリスマスコンサート」を開きました。
ときどきチラチラみにくる子、前半だけみれた子、子どもによって参加の仕方は
それぞれですが、こういう体験の積み重ねの中で
「何があるのかな」
「おもしろいのかな」
「今日は参加したくないなあ」
「楽しいな」など、
誰かに気持ちをコントロールされるのではなく
自分の気持ちとしっかり向き合いながら
少しずつ参加できるようになって欲しいと思っています。
素敵なミニクリスマスコンサートでした💕