ブログ
島原遠足
〜関係の中で育つ、一人ひとりの力〜
ほしのこ(3月26日)、おひさま(3月30日)島原遠足にいってきました。
フェリーに乗ってかもめにパンをあげたり
島原鉄道の黄色い電車に乗ったり
おやつを自分で買ったり
島原城のお城県がをしたり・・・
子どもたちと一緒に、小さな旅に出かけてきました。
今回の遠足では、移動・体験・関わりを通して、
子どもたちの発達を支えるいくつかの大切な取り組みを行いました。
🌱①「安心できる関係」を土台に
慣れない場所や初めての体験の中でも、
子どもたちが安心して動けるように、
スタッフは「やらせる」のではなく、
子どものペースに寄り添う関わりを大切にしました。
フェリーの乗船や電車の待ち時間でも、
一人ひとりの気持ちに合わせて声をかけることで、
不安のある子も少しずつ前に進むことができていました。
🚶②「自分でやってみる」経験
・歩いて移動する
・順番を待つ
・電車に乗る
・お金を支払う
こうした日常につながる経験を、
子どもたち自身が主体的に取り組めるようにしました。
甲板に上がることに不安があったお子さんも、
自分のタイミングで挑戦し、最後には自分の力で上がることができました。
「できた」という経験が、次の一歩につながっていきます。
💰③生活につながる「お金の学び」
今回の遠足では、
自分の財布からお金を出し、支払う経験も大切にしました。
金額が分からなくても、
スタッフと一緒にやりとりをする中で、
・お金を出す
・受け取る
・やりとりをする
という社会的な経験を積むことができました。
駄菓子屋のおばさんからはふーせんをもらって大喜びの子ども達!
ふーせんを膨らましてスタッフに注意をされることも💦
⏳④「待つ」「予定外」を経験する
帰りの電車を逃し(スタッフの時間確認ミスで💦)
1時間待つという予定外の出来事がありました。
しかし子どもたちは大きく崩れることなく、
それぞれが自分なりの過ごし方を見つけ、
落ち着いてその時間を過ごすことができました。
思い通りにいかない状況の中で、
どう過ごすかを経験することも、
大切な発達の一つです。
🤝⑤子ども同士・世代を超えた関わり
今回は卒業生のお兄さんも参加し、
シールを配ったり、声をかけたりと、
子どもたちに自然に関わってくれました。
年上の存在との関わりは、
安心感や憧れにつながり、
子どもたちの世界を広げてくれます。
🌸おわりに
子どもたちは一人ひとり違うペースを持ちながら、
安心できる関係の中で、少しずつ自分の力を発揮していきます。
テンションが上がり過ぎて声がおおきくなり過ぎたり
気持ちが焦って先に先に進もうとしたり
電車の中でウロウロしたり
スタッフも時間を間違えたり
失敗や間違いを責めるのではなく、許し、学び合う関係性の中で
人は育っていきます。
「遊び・関係・体験」を大切にしながら、
子どもたちの育ちを支えていきます。
これからも、日常の中では得られない経験を大切に、
子どもたちと一緒に歩んでいきたいと思います。
🌸年長さん お別れ遠足🌸
3月27日、年長さんのお別れ遠足で、電車に乗って玉東町のオレンジ公園へ出かけました。
長洲駅から電車に乗り、「まだかな?」「楽しみだね」とワクワクした様子の子どもたち。
木の葉駅に到着すると、公園を目指して元気に歩き出しました。
少し長い階段もなんのその!!
自分の力で一歩一歩登りきり、公園に到着すると、滑り台や遊具で思いきり体を動かして遊びました。
途中から小学生のお兄ちゃんも合流し、子どもたちは大喜び。一緒に遊んだり、やりとりを楽しんだりと、自然な関係の中で笑顔が広がっていきました。
この春で療育を卒業する子、放課後等デイサービスへとつながっていく子、それぞれの新しい一歩が始まります。
ほしのこで過ごした時間の中で育まれた「楽しい」「安心できる」「誰かと一緒にいる心地よさ」が、これからの毎日の力になっていくことを願っています。
子どもたちと一緒に過ごした時間は、私たちスタッフにとってもかけがえのない宝物です。
楽しい遠足を、本当にありがとう。
そして、これからもそれぞれの場所で、みんならしく頑張ってくださいね🌱
「自閉症の脳を読み解く」 テンプル・グランディン著
子どもの内側から理解する支援
____________________________
■ ① 本書からの学び(本質)
・自閉症は「できない」のではなく → 感じ方・理解の仕方の違い
・外からは分かりにくいが→ 内側では多くを感じ、理解している
・言葉にできないことが → 行動やパニックとして現れる
・感覚(音・光・触覚など)の影響が大きい
▶ 私たちが見ているのは「行動」=結果 原因は子どもの内側にある
____________________________
■ ② 幼児期への翻訳(重要視点)
● 理解していないのではなく → 表現できていない可能性
● 問題行動ではなく→ 感覚・処理の限界のサイン
● こだわりではなく→ 安心できる世界への入り口
▶ 幼児期は「説明できない時期」だからこそ行動から理解する
____________________________
■ ③ 支援の原則(ガイドラインに基づく)
① 本人主体→ 行動の理由を考える
② 遊び中心→ 興味・関心から関わる
③ 環境調整→ 感覚刺激・見通しの配慮
④ コミュニケーション支援→ 言葉以外も「表現」として受け取る
____________________________
■ ④ 現場での関わり(具体)
× なんでできないの?→ ○ どう感じているんだろう?
× 言ってるでしょ!→ ○ 今、処理できる状態かな?
× 違う遊びしよう→ ○ 今の遊びを一緒に深める
▶ 見るポイント
・感覚(音・触覚など)・崩れるタイミング・安心している状態・繰り返し行動の意味
____________________________
■ ⑤ ほしのことして大切にしたい視点
・子どもは「未熟」ではなく→ 違う発達の道を歩んでいる
・行動を直すのではなく→ 関係性の中で育つ
・遊びは手段ではなく→ 発達そのもの
____________________________
■ ⑥ まとめ
自閉症の子どもたちは「わからない」のではなく→ 違う形でわかっている
「できない」のではなく→ 今はできない状態にある
▶ 私たちの役割
子どもを変えることではなく「子どもの世界に近づくこと」
____________________________
~大切な学び~
「この子は何ができないか」ではなく
「この子はどんな世界に生きているのか」
息子、ついに卒園しました。
年少少から年長までの4年間。
大好きな外遊びができる広い運動場に心をつかまれ、 喜んで通う姿がありました。
一方で、喘息の影響でお休みすることも多くありましたが、その中でも本人なりに園生活を重ねてきました。
落ち着けるように作っていただいたダンボールハウス。
帽子の被り方の工夫。
お集まりのときには、カードをパラパラと落とすことで安心できる息子のために、
カードと入れ物を用意していただくなど、 先生方の細やかな配慮と、
長く一緒に過ごしてきたお友だちとの関わり、 そして戸惑いながらも過ごしてきた、
本人の4年間の積み重ねがあってこそ、今があるのだと思います。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
卒園当日。
夜中3時に目が覚めて飛び回り、行く前には洗面台を水浸しに。
そんなバタバタの朝から始まりました。
息子はいつもと違う雰囲気が苦手で、行事の始まりは慣れるまで落ち着かないことが多いです。
ですが、式の時は加配の先生と手をつないで、静かに席につく姿がありました。
途中、姿勢が崩れる場面はありましたが、 その場から離れようとすることも、嫌がることもなく
「ここにいる」とわかっているような姿に、胸がいっぱいになりました。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
わたしは、卒園がさみしくてたまらなかったのですが
この4年間を思い返すと 大変だったことも含めて、どれも豊かで、しあわせな時間でした。
そして 「こんな体験をさせてくれてありがとう」 と息子に思えたことが、自分でも意外でした。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
帰り道。
「大きくなったから、もう幼稚園は卒業なんだよ。次は小学校に行くよ。よくがんばったね」
ひととおり話し終えたあと 無表情のまま、手をぱちぱちと叩く姿。
まるで拍手をしているようで、その姿がとても嬉しく、心に残っています。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
制服を弟に着せたときに見せた、少しさみしそうな表情。
そんな表情ができるようになったことにも、成長を感じました。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
また、この4年間を支えてくださったのは 幼稚園をはじめ 児童発達支援、訪問看護、担当相談員さんなど、
たくさんの方とのつながりでした。
訪問看護やデイの皆さま、担当相談員さんには、 園との間に入って調整していただいたり、
日々の様子を共有していただいたり、 また親の相談にも丁寧に乗っていただくなど、支えていただきました。
“チーム息子”のみなさんに、4年間をさまざまな面から支えていただいたこと、心より感謝しています。
このつながりに支えられながら、息子はいよいよ次のステップへ。
小学校生活も、息子らしく歩んでいけたらと思います。
背骨コンディショニング
背骨コンディショニングとは
背骨コンディショニングは、
「自分の体は自分で整え、改善していく」
という考え方を大切にしたセルフケアの体操です。
もちろん、薬を飲むことや手術が必要な場合もあります。
その一方で、運動によって改善が期待できる不調や、運動でしか整えにくい体の不調もあります。
背骨コンディショニングは、そのようなさまざまな症状の改善を目指すための方法です。
背骨コンディショニングでは、背骨のゆがみによって神経が引っ張られ、腰痛・めまい・脊柱管狭窄症など、さまざまな不調が起こると考えます。
そこで、
-
背骨をゆるめる
-
背骨を整える
-
筋力をつける
という流れで体に働きかけ、健康な体を取り戻していくプログラムを行います
ご興味のある方は、
背骨コンディショニング協会のホームページ、
代表・日野秀彦さんのYouTube
もぜひチェックしてみてください。

