日記

2022-12-13 08:58:00

児童発達支援ガイドライン

最近、通所してくれている子ども達の園でお話をする機会が増えてきました。

「園では全く問題ないのになぜ療育が必要なんですか?」

「療育ではどんなことをやっているんですか?」

「もっと専門的なことを教えて欲しい」

などなど、園の方からの声を聞かせて頂くことができました。

児童発達支援事業所では、子どものために出来ることを家庭や地域と連携をし、子どもの成長・発達を支援していきます。そのためには、ご家庭や園の先生方と対話を重ねて子ども達のことを考え出来ることを実践していくことを大切にしていきたいと考えています。

疑問に感じること、不安に思うことがあるときは、いつでもご相談下さい。

私たちも一緒に考えていきます。

 

 

国が出しているガイドラインです→児童発達支援ガイドライン

2022-11-04 11:25:00

電車に乗って遠足に行ってきました!

 

 10月26日は南荒尾駅から電車に乗って木葉駅まで遠足に行ってきました!

 

子ども達もスタッフもほしのこ初の遠足を楽しみにしていました。

当日は

「何色の電車がくるのかな?」

「線路はどうなっているんだろう?」

「トンネルだ!!」

「ママのお弁当うれしいな!」などなど

子ども達の胸膨らむワクワク・ドキドキする言葉が飛び交います。

 

電車ではマナーを守ってきちんと座ることができました。

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木葉駅で下車して、近隣を散策

役場の近くの見晴らしのいい場所に石碑が建っていて

その周辺を子ども達は元気に上ったり、下りたり、走り回りました。

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斜面があったり、高低差があったり、階段があったり、道のつながりを確認したり

子どもは自由に探索する中で経験を通して空間認知能力を育んでいきます。

 

遠足では、お部屋ではみられない子ども達の様子をたくさん見ることが出来ました。

このような経験が子ども達にとって成長の糧になってくれると思います。

 

お天気もよくいい1日でした。

また、みんなで遠足に行きましょう💕

 

2022-09-09 09:48:00

遊びを通した療育とは?

大小のストローを組み合わせて発泡スチロールの小さな球を詰めてます。

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小さなストローはから息を拭くと、発泡スチロールが雪のように吹き飛んで散ります。

この遊びは

小さな球を積める作業は指先の微細運動に繋がり

口で息を吐くことは、息を吐く練習になり言葉の発達に繋がり

吹いた発泡スチロールの小さな球を目で追うことは追視に繋がります。

 

上記の活動は一つの遊びの中に全て含まれていて、

子どもは負担を感じることなく、遊びの中で楽しんでスキルを身に着けていくことができています。

 

 

 年長さんが作ったストローロケット

   👇

 

 

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簡単に作れて、想像以上に跳びますよ!!

2022-09-07 17:27:00

積木遊び

 

 

 

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積み木は積んで遊ぶというイメージですが、年齢によって遊び方は様々

①つかむ

②打ち合わせる

③手から離す

④並べる

⑤積む

⑥壊す

⑦イメージしたものを作る

イメージしたものを作るようになると、積木の価値を感じるかもしれませんが(大人は)

実際には、一つ一つの経験を積んで、はじめてイメージしたものを作れるようになります。

3か月の赤ちゃんが積み木を掴めるようになること

10か月の赤ちやんが積み木を両手に持って打ち合わせたり

積木を自分の意思で手から離せるようになったり

1歳2~3か月の赤ちゃんが積み木を積めるようになること

2歳の子が積み木を並べるようになること

2,3歳の子が人の積んだ積み木を怪獣のように何度も壊すこと

こういう工程を経てはじめて

ダイナミックにイメージしたものを積み木で作るようになります。

 

こういうことを知っていると、積み木を壊すことも子どもの成長過程の

一つとして安心して見守ることができるようになります。

 

壊すエネルギー、創造するエネルギーどちらもとても大切なことです。

 

 

 

 

  

 

 

2022-08-13 16:02:00

大好きなワニさんと一緒に!

お母さんから「★君(年中)の爪切りをするのが大変なんです」と相談を受けました。

感覚過敏で不安の強い★君は、ほしのこに来るとすぐにワニさんの人形を抱っこしてごっこ遊びをはじめます。ほしのこに来ることは楽しみにしているのですが、それでも緊張があるので、すぐにワニさんの人形を探して★君は抱っこをします。ワニさんは★君の心の杖のようです。(※心の杖とは→心の不安を和らげるモノ)後半お母さんが来られると、いつの間にかワニさんは元の場所にいるのもその証拠です。

★君の主導のもと、★君はワニさん、スタッフのハチさんはスヌーピーを持たせられごっこ遊びがはじまります。会話を楽しんだり、大きなかぶごっこをしたり、とても楽しそうです。ある日のこと、「あれワニさん爪が伸びているね!」とワニさんの爪が気になりだしました。私が「じゃあ 他の人の爪はどう?」と尋ねると、慌てて他のお友達やスタッフの爪を確認しに行きました。

私もついおかしくなって笑いながら「★君爪が気になるんだね~」と言ってしまうと、賢い★君はハットして、なんとも言えない笑いたいような、困ったような、表情をしていました。そのエピソードをお母さんにお話すると、その後から、★君の爪切りに対する拒絶が減ってきたということでした。

 

他にも★君には似たようなエピソードがあります。

お母さんから「箸を持ちたがらないんですが・・・」という相談を受けました。

その日も、★君主導でワニさんをもってごっこ遊びがはじまり、魚釣りをしてキャンプファイヤーの火で魚を焼いて食べるというごっこ遊びで、私が「★君火は熱いからトングか箸で魚を焼かないと火傷するよ」というと、★君は自分で箸を持って魚を掴もうと奮闘しました、が思ったようにつかめずにイライラして途中からは手掴みで魚を掴んでいました(笑)。その遊びの後、「保育園でも自分から箸にチャレンジをするようになりました」とお母さんから報告をうけました。

これらのエピソードは、実は本人が一番お母さんの思いに応えたいと思っていることがわかります。

本当はやりたいのに、繊細で完璧主義の★君は、「爪切りは痛いかもしれない」「箸は上手に持てないかもしれない」という思い込みが強すぎで、なかなか一歩が踏み出せず頑なに拒絶をしていたのかもしれません。無意識に遊びの中で、「爪は誰でもきれいに切ってるなぁ」とか「箸ってそんなに難しくないかも」という、何らかのきっかけが掴めることによって、実際の生活の中でも不安が少なくなって、チャレンジする気持ちが芽生えるのかもしれません。

 

 

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