日記

2022-04-20 15:37:00

地域の縁がわ おおぞら

毎週火曜日10時~12時はどなたでも参加できる「地域の縁がわ おおぞら」を開催しています。

目的は

①地域の方々と仲良くなる

②地域の中で子育てができるようになる

③いろんな人の出会いの場

基本参加費は無料ですが、学習会、お菓子付きお茶会に参加される方は有料になります。

昨日は、大人6名・子ども2名の参加で「手作りクッキー&紅茶付きお茶会」でした。

環境、子育て、発達障害、学校について・・・いろんな話題で話はもりあがりました。

ぜひ、みなさまお気軽にお立ち寄り下さい。

 

 

2022-04-15 10:57:00

ほしのこの療育についての考え

児童発達支援事業所も様々な特色があるので、今回は、ほしのこが目指す療育についてお伝えしたいと思います。

 

1⃣ 親と子の安全基地としての役割

お母さんも一人の人間です。お母さんにも親がいて兄弟がいて子どもだった時代もあり、お母さんの生きてきた歴史があります。子育てをするときに必ずと言っていいほど良い意味でも悪い意味でも無意識に生い立ちが関係します。子育ては自分を振り返る大切なチャンスととらえ、お母さんと子どもさんが共に成長していく一歩になるよう支援していきたいと考えています。

 

2⃣ 子どもさんが安心できる人的環境と物的環境

子どもは緊張感のある場所、慣れない場所で能力を引き出すことは難しく、とくに発達に問題を抱えた子どもさんの場合はそれが強く表れます。ほしのこでは、安心して子どもが自己を開放できる環境を大切にしています。心を開放できるということは、幼児は一旦、乱暴な行動になったり、汚い言葉を使ったりすることもありますが、まずはそのような負の感情を大人が一緒受け止めるところからはじめます。そこから、少しずつ、子ども自身がやっていい行動、言ってはいけない言葉を理解し、個々に合った負の感情のエネルギーの発散の仕方(体を動かす、遊ぶ)を一緒に探っていきます。スタッフは、子どものニーズを受け止め、子どもの良い特性を見出し、そこを突破口に、苦手な部分を訓練ではなく遊びの中で自然にできるようサポートしていきます。

  

具体的な活動に関しも、この日記の中でお伝えしていきたいと思います。

 

 

2022-04-14 11:05:00

読み・書き・計算ができる前にやるべきこと

下記の図は「国際保育臨床研究所」で、「読み・書き・計算」ができるまでに大切なことを

バケツ(バケツ理論)に例えて解説してあります👇

 

バケツ理論.jpg

 

5歳になったからといってどんなに「読み書き計算」だけを訓練しても、バケツ(育ちの中での課題)の下に穴が開いていたら、水(知識)は漏れてしまいますよね。

例えば、0歳の時期に一番大切な愛着が上手く出来ていない子は、情緒的に落ち着かないため不安が強くコミニュケーションが上手くいかないため、次の土台への移行が難しくなります。1歳児の課題、脳の前庭系や五感、2歳の目と手の協調、指先の運動、空間理解など、様々な問題を残して成長していくことになります。ほしのこでは、子ども達が楽しんで出来ることが増えるよう国際臨床保育研究所のおもちゃを多数準備しています。

一部紹介します。

 

ミュージックボックス~興味を集中させる~

ものへの関心度が希薄な子どもに適した教具です。ハンドルを回すと音の鳴る仕掛けが目に見えると同時に、ボックスの小さな人形が上下します

 

手で遊ぶ秘密の箱~手が脳に語りかける~

「子どもは手を使うことで心の扉を開けます」とモンテッソーリの言葉のように、子どもは触ることから理解が始まります。手で学ぶ秘密の箱は、子どもに幅広い触覚体験から基本的な幾何学的形、大きさや形の認識にまで導きます。

 

注意力と動きを予測させるトラッカー~追視能力をつける~

大きくて、安全な素材でできた6個のボールから構成されています。ボールは頂上からジグザグな動きで、長い時間をかけて落下し受け皿台に集まります。座る、立つを繰り返し脚の筋肉を強めます。

 

はじめての幾何学パズル~ユークリッド面を学ぶ~

5つの大きな形は子どもに自然界にある基本的な形を教えます。強いラミネート(合板)材で製作された表面は丈夫で水洗いができます。収納に便利な袋に入っていますので、別の場所に持ち運んで使えます。

 

転がり落ちてくる数の箱~数が見える~

子どもが面白がって数を数える遊びです。取っ手を中に押し込んで、箱の上にペグを乗せて、今度は取っ手を引っ張ると、箱の上のペグが全部転がり落ちます。1から10までの穴の開いた数の板を交換しながら遊びを展開します。転がり落ちる面白さから、子どもは1から10までを数えるだけでなく量についての理解も深まります。抽象的な数字と具体的な数の量との関係を学びます。

 

鏡の付いた分類箱~イメージから獲得する形の把握~

色彩豊かな親しみのある動物パズルは子どもの心に魅力を感じさせると同時にさまざまなピース(数)は繰り返し遊びを継続させる力を持っています。

 

平面と空間上を把握するギアパズル~三次元空間把握~

子どもの独自のイメージと創造性で動きと色の変化を楽しむギアパズルです。交換できる48個のギアと30個のギア棒を使って、子どもは自由自在な変化の順序(論理性)のある動きをパズル台の上に作り出します。

 

 

マルチセンサリーボックスキット~感覚的な理解力~

子どもの記憶力は見ることが出来る、触ることが出来る、聞くことが出来る感覚刺激によって情報は学習力として身につきます。視覚から記憶そして触覚という感覚の変化を通した遊びを継続することで、子どもの感覚統合的な能力は高まります。

辻井正

2022-04-12 21:12:00

自由な遊びの中で表現される子どもの心の葛藤と成長

 心が安定しているときの遊び👇

 

  

心に不安や怒りがあるときの遊び👇

 

 

 

 

ほとんどの親や先生は、子どもの心が安定しているときの遊びは認めることはできても、心の不安や怒りが表現される遊びは否定し抑え込みないことにしがちではないでしょうか?

子どもは下の写真のようにぐちゃぐちゃになった内面も抱えています。そして、安心して遊べる場では、行きつ戻りつしながら、自分で調整をしていきます。

良い自分と悪い自分、両者が一人の中で統合されるには、一足飛びにはいかず、経験と時間がかかります。

 

負の部分をないことにせず、時間をかけて成長してく過程を大切にしていきたいと思っています。

 

2022-04-11 19:09:00

子どもの発達とおもちゃの役割

 

 

おもちゃimage.jpgおもちゃ2image.jpgP1010084.JPG

 

 

上記のおもちゃ(ペグ付きパズル、ストレートドミノ、棒差し、パロなど)の写真はほんの一部ですが、ヨーロッパのシンプルな木製おもちゃは20年使ってもまだまだ使えます。

良いおもちゃは、定型発達の子どもさんはもちろんのこと、発達障害の子どもさんにとっても発達、成長を促します。

微細運動、探索、秩序、考える力、美的感覚など、子どもは五感を使って遊ぶ中でたくさんのことを学びます。

おもちゃを介して、大人と子ども、子ども同士のコミニュケーションも促してくれます。

たくさんのおもちゃが子ども達を待っています。

ぜひ、お気軽に見学に来て下さい。

 

 

 

 

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