日記
読み・書き・計算ができる前にやるべきこと
下記の図は「国際保育臨床研究所」で、「読み・書き・計算」ができるまでに大切なことを
バケツ(バケツ理論)に例えて解説してあります👇
5歳になったからといってどんなに「読み書き計算」だけを訓練しても、バケツ(育ちの中での課題)の下に穴が開いていたら、水(知識)は漏れてしまいますよね。
例えば、0歳の時期に一番大切な愛着が上手く出来ていない子は、情緒的に落ち着かないため不安が強くコミニュケーションが上手くいかないため、次の土台への移行が難しくなります。1歳児の課題、脳の前庭系や五感、2歳の目と手の協調、指先の運動、空間理解など、様々な問題を残して成長していくことになります。ほしのこでは、子ども達が楽しんで出来ることが増えるよう国際臨床保育研究所のおもちゃを多数準備しています。
一部紹介します。
ミュージックボックス~興味を集中させる~
ものへの関心度が希薄な子どもに適した教具です。ハンドルを回すと音の鳴る仕掛けが目に見えると同時に、ボックスの小さな人形が上下します
手で遊ぶ秘密の箱~手が脳に語りかける~
「子どもは手を使うことで心の扉を開けます」とモンテッソーリの言葉のように、子どもは触ることから理解が始まります。手で学ぶ秘密の箱は、子どもに幅広い触覚体験から基本的な幾何学的形、大きさや形の認識にまで導きます。
注意力と動きを予測させるトラッカー~追視能力をつける~
大きくて、安全な素材でできた6個のボールから構成されています。ボールは頂上からジグザグな動きで、長い時間をかけて落下し受け皿台に集まります。座る、立つを繰り返し脚の筋肉を強めます。
はじめての幾何学パズル~ユークリッド面を学ぶ~
5つの大きな形は子どもに自然界にある基本的な形を教えます。強いラミネート(合板)材で製作された表面は丈夫で水洗いができます。収納に便利な袋に入っていますので、別の場所に持ち運んで使えます。
転がり落ちてくる数の箱~数が見える~
子どもが面白がって数を数える遊びです。取っ手を中に押し込んで、箱の上にペグを乗せて、今度は取っ手を引っ張ると、箱の上のペグが全部転がり落ちます。1から10までの穴の開いた数の板を交換しながら遊びを展開します。転がり落ちる面白さから、子どもは1から10までを数えるだけでなく量についての理解も深まります。抽象的な数字と具体的な数の量との関係を学びます。
鏡の付いた分類箱~イメージから獲得する形の把握~
色彩豊かな親しみのある動物パズルは子どもの心に魅力を感じさせると同時にさまざまなピース(数)は繰り返し遊びを継続させる力を持っています。
平面と空間上を把握するギアパズル~三次元空間把握~
子どもの独自のイメージと創造性で動きと色の変化を楽しむギアパズルです。交換できる48個のギアと30個のギア棒を使って、子どもは自由自在な変化の順序(論理性)のある動きをパズル台の上に作り出します。
マルチセンサリーボックスキット~感覚的な理解力~
子どもの記憶力は見ることが出来る、触ることが出来る、聞くことが出来る感覚刺激によって情報は学習力として身につきます。視覚から記憶そして触覚という感覚の変化を通した遊びを継続することで、子どもの感覚統合的な能力は高まります。