日記
2022-04-15 10:57:00
ほしのこの療育についての考え
児童発達支援事業所も様々な特色があるので、今回は、ほしのこが目指す療育についてお伝えしたいと思います。
1⃣ 親と子の安全基地としての役割
お母さんも一人の人間です。お母さんにも親がいて兄弟がいて子どもだった時代もあり、お母さんの生きてきた歴史があります。子育てをするときに必ずと言っていいほど良い意味でも悪い意味でも無意識に生い立ちが関係します。子育ては自分を振り返る大切なチャンスととらえ、お母さんと子どもさんが共に成長していく一歩になるよう支援していきたいと考えています。
2⃣ 子どもさんが安心できる人的環境と物的環境
子どもは緊張感のある場所、慣れない場所で能力を引き出すことは難しく、とくに発達に問題を抱えた子どもさんの場合はそれが強く表れます。ほしのこでは、安心して子どもが自己を開放できる環境を大切にしています。心を開放できるということは、幼児は一旦、乱暴な行動になったり、汚い言葉を使ったりすることもありますが、まずはそのような負の感情を大人が一緒受け止めるところからはじめます。そこから、少しずつ、子ども自身がやっていい行動、言ってはいけない言葉を理解し、個々に合った負の感情のエネルギーの発散の仕方(体を動かす、遊ぶ)を一緒に探っていきます。スタッフは、子どものニーズを受け止め、子どもの良い特性を見出し、そこを突破口に、苦手な部分を訓練ではなく遊びの中で自然にできるようサポートしていきます。
具体的な活動に関しも、この日記の中でお伝えしていきたいと思います。